タリンロメランテ

今がきっと、人生の転機! 心を暖かくしていきたい、29歳♀のライフログ。

【モーニング娘。'15】PRISM 最終公演の感想【鞘師】

 

おーひーさーしーぶーりーでーーーす!

 

仕事の最終日を迎え、

今は有休消化…

つまり人生の冬休みといってもいいだろう!

ということで、まったり過ごしてます。

こころの治療のこと、

仕事のこと、

色々と変化のある毎日ですが、

今回は前回と同様、

モーニング娘。'15について書きたいと思います。

 

 

モーニング娘。'15

秋のコンサートツアー、『PRISM』。

先月は名古屋公演を観に行きましたが、今月8日は武道館での最終公演を観に行ってきました!

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鞘師の娘。単独公演としてはラストのコンサートです。

卒業公演ではないけど、わたしにとっては生で鞘師を見られるのは恐らく今回が最後。

 

前回の春公演『GRADATION』でゲットした、鞘師の赤Tシャツとリストバンド、キングブレードを持参して臨みましたとも!

完全武装ですよ!!

 

春公演の時に武道館へ行った時は、名古屋公演と違って入場までにかなり時間が掛かった記憶があったので、今回はちょっと早めに九段下駅に降り立ちました。

 

予想通り、今回もやっぱりすごい人!

やっぱり武道館公演ともなると、規模が違います。

 

今回は(まぁいつもなんだけど)ぼっち参戦。

わたしの不安障害はむしろ友達や知り合いにこそ発揮されるので、ひとり行動にはあまり躊躇いがありません。

せっせと着替え、席にスタンバイ。トイレも済ませ、準備万端。

娘。コンサートに参戦するのはもしかしたら今回が最後になるかもしれませんので、わたしにとっては特別な公演に違いないんです。

 

座席は東スタンドのファミリー席。

一階南スタンドの関係者席がよく見えました。

とはいえ双眼鏡とか持ってないから誰がいるのかはまったく分からず、なんとなーく眺めていました。

関係者っぽい人、いっぱい観に来るもんなんだなぁ。

…ただ、この席なんと、ステージ正面に設置された大画面が機材に隠れてちょうど真ん中の部分が全然見えない!!

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それに気づいた瞬間、メンバーの細かい表情はDVDに託すことを早くも決意いたしました。

なので一刻も早く!

映像化してほしい!!笑

一刻も早く!!!!!!

(頼みますアップフロントさん…)

 

オープニングアクト〜開演まで

OAはハロプロ研修生とこぶしファクトリー。

ハロプロ研修生の相変わらずキレッキレなダンスと、こぶしファクトリーの新人ながら安定感のあるステージ。うーん、フレッシュです。

 

彼女たちが捌けてから、しばらく会場全体を眺めたりしてぼーっとしてました。

赤色のサイリウムを協力して無償で配るファンの人たちを感動しながら見たり、近くにいた外国(おそらく中国や台湾かな?)から見に来たらしい女の子たちの存在に気づいたり。

ファンってすごい…

と、素直に思いました。

 

そして開演。

ぼんやりしている間にコンサートが開演。

一度名古屋公演で観ているだけあって、武道館まで観に来ている実感がイマイチ湧かず、開演してもぼんやり観てました。

序盤のセトリは地方公演とほぼ同じだったしね。

それ以上に、今日が鞘師の娘。としての単独公演最終という実感もなかったのかもしれません。

 

相変わらずキレキレな鞘師のダンス。

中央のモニタはほぼ見えないから、肉眼で踊る鞘師の姿を追いまくりました。

名古屋公演のわたしとほぼ同じやないかい!笑

ただ、二回目ということもあって前回よりは余裕を持って観れました。

鞘師のほか、自然と目が行ってしまうのはまーちゃん、小田ちゃん、だーいし、ふくちゃん。

鞘師卒業後の娘。を支える中心メンバーになりそうな子には、やっぱり注目してしまいますね。

 

いつもは封印しているキンブレも今回の公演には持って行きました。

なんでいつも持っていかないかというと、リズム感がなくてメンバーよりもサイリウムの振り方にばかり気が行ってしまうから。

この辺は社会不安障害っぽい症状が出てしまいます。

ちょっとでも違うと浮いてないかな? とか余計なことを考えてしまうので、公演に集中するために持っていかないことがほとんどでした。

が、今回は鞘師の記念すべき日となりそうな公演です。

わたしも、赤い光の海の一部になりたかったんだ…!笑

というわけで、忘れずに持って行きました。

 

今回は最初から取り出して曲に合わせて振り続けてみましたが、不思議と周りの目はまったく気にならない!

何回か参戦したこともあってか、この曲ではこうするんだなっていう傾向が知らないうちに体に染み付いていたみたいです。

あとは、「ちょっとぐらい違ってもいいじゃん!」みたいな開き直りの気持ちもありました。

これは、社会不安障害の治療が結構影響してくれているのかもしれません。

純粋に、この空気と一体になれているのが本当に楽しめました。

今までの公演でいちっっばん楽しめたなぁと思います!

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ぼんやりしていた頭も徐々に冴えてきて、ステージを楽しむのに精一杯になっている間にセトリも武道館ならではのものに一部変化していきます。

鞘師卒業公演ではなかったけれど、鞘師にフューチャーされていた感じ!

9期の曲、『アイサレタイノニ…』を生で観れたのは本当に嬉しかったです…!

GRADATIONで初めて観た『マジすか!』もやってくれて…

鞘師が復帰するまでは、これが見納め。(多分)

この時点でちょっとうるっとしてしまいました。

隣の人も「ヤバーイ」と言いながら選曲に感動していた模様。

やばいですよね、これは……。

 

鞘師のここが好きだ!ってところを改めて実感できた公演でもあります。

2年前に名古屋公演を実際に観るまで、youtubeニコニコ動画でコンサート動画やMVをずーーーっと飽きることなく見続けていました。毎日、仕事から帰ってきたら、寝るまでずっと。

その時に動画越しで感動した仕草や歌声は、生で観てもやっぱり好きで。

以下、羅列します!

 

『君の代わりはいやしない』 で、堂々と歩いてくる鞘師。

鞘師が歩いているだけで、威風堂々っていうオーラがあってとても好き。

長い髪が風でふぁさーってなっていて、全部を操ってるこの感じ!

なんていうのかな、王者の貫禄とでも言うべきか…。

他の曲でもまま観られますが、

これは鞘師にしか感じたことがありません!

 

『What is LOVE?』 間奏の鞘師。

特に間奏明ける直前の顔をあげる時に髪がぶわっとなる鞘師、とても素敵。

 

『スカッとMy Heart』 鞘師のダンス全般!

あとメンバーの衣装がみんな可愛すぎる。(MV)

特に前奏の鞘師のダンス、リズム刻みまくっててとても良い。

あと、「運命きだなんて」って歌ってるところも凄く好き。(ライブでは結構癖なく歌ってるけどね笑)

鞘師の曲だよなぁ、歌詞も含めて…。

 

The 摩天楼ショー 曲自体が大好き!!!

鞘師は自分を成長させてくれた曲として123を上げてるけど、そのカップリングであるこの曲も同じぐらい鞘師の代表曲として上げて良いんじゃないかなー。

摩天楼ショーといえば、鞘師って感じです。

ダンスも好きだし、鞘師の歌声とも合ってますね。

公演では一番しか歌ってませんが、2番もすっごく好きなんです。

「今日が素晴らしい 毎日楽しすぎる」ってとても良い歌詞ですね。

フクちゃん版の「あーうっ」すごく好き笑 れいな版もとても好き!

「愛の嵐愛の嵐愛の嵐 ッハハッフー」←鞘師のこれもやばいくらい好き

「悔しいけど あなたが好きみたい」←れいな版のあなたが好きみたいは可愛すぎてヤバイ

とにかく摩天楼ショーの二番は私の大好きがいっぱい詰まってます。好きすぎてツライ笑

これが今回のセトリに入ってて、本当によかった!

 

『Only You』 鞘師のフェイクがカッコ良い。これもまた声と合ってます。

リズムを刻む部分も多いけど、きっちり決めてくるのが気持ち良いですねぇ。

 

『Ambtious! 野心的でいいじゃん』 何年か前、ユーストで℃uteの忘年会を放送した時に、最後娘。メンバーの鞘師、フクちゃん、だーいしが出てきて歌った曲としてすごーく記憶にあります。

この忘年会の時の鞘師がめっっっっっちゃくちゃ可愛くて、調子乗ってる感が(もちろんいい意味でね!)本当に好きで、何度も何度も見返しました。 

この鞘師を思い出して、ちょっと泣けてきました笑

 

大阪 恋の歌

これは以前も歌っていたのを動画で見た気がしますが、自分でおそらくチョイスしている曲だけに歌声にハマってます。

赤いドレスも素敵。

下に着込んでるのか、鞘師に限らずドレスの上半身がみんなタプタプしていたのがかわいい笑

 

『アイサレタイノニ…』 このドレスでアイサレタイノニは大変だ!

鞘師の髪飾りが途中で取れてしまったのを、自分で舞台下に落としたのをしっかりと目に焼き付けました。

こういうちょっとしたハプニング、ライブ感があってとてもよろしい。

鞘師の本番中の問題解決能力は、何度か動画でも取り上げられています。

わたしが特に覚えているのは、池袋サンシャインシティでブレストのダンス中に音響修正指示をしていた時でしょうかねぇ。

カッコ良いっす、やっさん。

 

『ウルフボーイ』 この曲もすごく好き。ダンス、歌詞共に!

CDでいっぱい聞きました。

前奏は鞘石でダンスバトル。どっちもかっこいいんです。

だーいしは狼ってかそもそも猫っぽいけど、ウルフボーイの時は狼オーラ満載。

鞘師はどっしりしてますね! もののけ姫でいえばモロですねぇ!

遠吠えするウルフの映像と伴って、良い雰囲気での幕開けが素敵。

 

『Moonlight Night 〜月夜の晩だよ〜』 きっと鞘師にとっては特別な曲でしょう。

何公演か前に、今のメンバーみんなで鞘師、高橋愛、新垣理沙で踊ったバージョンのダンスを披露するようになりましたが、今回も序盤はそのバージョンでしたね!

デビューの時から長く踊ってきたこの曲、DVDで表情も確認しながらきっちり見たいもんです。

 

『SONGS』 生きるのが下手!それ鞘師のことじゃね!(褒めてる)

SONGSって曲は、勝手に今の鞘師とちょっとシンクロするなぁと思いながら観てました。

なんの柵も感じず、自由になってほしい!

あと、自分にも重なります。上手にあまえーたーりもできないっ!

 

One・Two・Three

鞘師が「私を一番成長させてくれた曲」と紹介したナンバー。

その声がちょっと震えていたような…気のせいかもしれませんが。

この曲も、「この曲のここの鞘師が好きなんだよ!」が詰まってます。

Update版ではさゆとだったのが、今ではだーいしと対になってますね!

前奏のダンスから全力で、歌も最高。

でもその中で一番どこが好きか?っていうと、

サビの「One」の前に腕をぐるっと回して足を蹴るところ!ぱんってとこです。

分かりますか!?

あの音にハマっている鞘師の動きがほんとーーーーに好きで、顔も心から楽しそうなんですよねぇ…

「大好き」の応酬の後の、肩の振り付けも好き!

以前はさゆが担当していた、「ぱりっと…」も意外と艶っぽく笑

最後のサビでは鞘師の「Wow...」(フェイク)があります。

これ、少し前までは声が出なかったのか、ここだけCD音源の時が多かったと思うんですが、春公演の時も含めて今回は全て生歌。

終始鞘師メインで大変だと思うけど、全力で体力振り絞って歌ってるのが伝わってきました。

最初から最後まで、本当に大好きな曲です。

 

『ENDRESS SKY』 新曲のこれは鞘師のための曲ですね。

ロダンスもあり、歌詞も然り。

鞘師って、泣いてるのがわかりにくいんです、ほんと。

強いからよく我慢するし、声質的にあんまり震えたりもしない。

けど、この時は最後の大サビで本当にわかりやすく泣いていて、こっちまで泣いてしまいました。

後ろで踊っているメンバーも泣いてるから余計に。

歌詞と同様、自分で決めた道だから頑張ってほしいな。

聞いてる私も元気付けられる曲です。

鞘師のように多くの人から大きな期待を掛けられている存在でもないけど、自分の人生の中では主役なんだから、頑張っていこう。

 

鞘師の卒業に当たっては、きちんとした卒業公演はないし、セレモニーも予定されていません。

(最後のカウコン1部がどうなるのかな…って感じですが)

今回の秋ツアー最終公演も、あくまでモーニング娘。'15秋ツアーの最終公演。

鞘師の卒業公演とは銘打ってありません。

正式なセレモニーは用意されていなかったけど、炎が二回も噴き出したり(2階席の私ですら炎の熱を感じたので、メンバーたちはさぞ熱かったことでしょう笑)、大量の赤い紙吹雪が降ったり(大量も大量、想像以上でメンバー転ばないか心配なぐらい)特別な演出が目立ちました。

そして、アンコール後のステージでは毎回、みんなから一言ずつ最後の挨拶があるのですが、今回はそれが鞘師へのメッセージで。

私は予想だにしていなかったので、あかねちんの言葉で

「うわ、ヤバイ、そういう流れか!」

と衝撃を受けました。

そっからまりあちゃんが子供みたいに泣き、わたしも一緒に泣き…笑

それまでもちょこちょこ涙がちょちょぎれていましたが、

本格的にここで涙腺が決壊しました。

ああ…ダメだもう…。

わたしの座っている席の左隣、実は公演が始まってもしばらく空席で、「来れなくなっちゃったのかな?」と思っていましたが、アンコール手前ぐらいでようやく参上されました。

多分、仕事終わってすぐ駆けつけたんだろうなーと思います。

鞘師の最後と、9期全員が揃った姿を見られるのは人によって今日が最後。

そりゃ駆けつけますわね…

その方はおそらく9期のファンで、わたしよりももっと泣いていました。

嗚咽が聞こえるぐらい。でも、そんな人が会場全体にいっぱいいるんです。

さゆの卒業公演の時はライブビューイング会場で観ましたが、その時と同じような空気感。

すすり泣く声が響いていて、なかなか体験できない空間でした。

 

12期の野中ちゃんやはーちんは、鞘師のファンでオーディションを受けた組。

二人はメンバーの中でも、ファンの心境と一番近い子達なのかもなーとメッセージを聞いていて思いました。

はーちんは涙で声が詰まって喋れなくなっちゃったり…

あぁ、鞘師がもう少し長くいたら、年齢もタメだったり一個下だったり同年代だから、一緒に遊びに行ったりする姿も見れたかもしれんなぁ…と思ったりしました。

5年の経験の差は、心の距離も遠ざけるのかもしれませんね…

まーちゃんのメッセージには、泣き笑い。

最初に怖い声と怖い顔で、

「やっさんに言いたいことがあります」からの、

「やっさんの嘘つき!」

笑いを取りながらも、涙も誘うこのメッセージ、声。

最後、笑いで曖昧に落としてたけど多分、本音なんだろうなと思います。

まーちゃんは鞘師を超える!ってずっと言ってたし、でもその目標がいきなり消えちゃって。

いつも嫌いって言ってごめんなさいって言ってましたが、そんなん言ってたんですね笑

メンバーが卒業していく度、卒業するメンバーのヲタに「佐藤に継承すべき」と言われている気がしますが、なんとなく今ならわかります。

れいなもさゆも鞘師も、まーちゃんに期待している感じだもんなぁ。

そして、一ファンとしてもまーちゃんがどうなっていくのか見守りたい気持ちにさせます。

 

だーいしのメッセージにも心打たれました。

この子、スピーチがとても上手。

さゆの卒業の時にも、本当に泣かされました。

だーいしは鞘師のことが苦手なのかな?とずっと思っていたので(お互い人見知りだったんでしょうねぇ、きっと…)こんなぼろぼろ泣いて、別れを惜しむなんて思いもしなかった。

寂しい、って言われるのは純粋に嬉しいことだと思います。

鞘師、卒業してからよりメンバーと仲を深めた姿を見せてほしいなぁ。

 

そして、9期。

ズッキもふくちゃんも、本当に寂しいんだなって気持ちが伝わるねぇ。

ズッキは鞘師に「照れるなよ!」って言ってたけど、ズッキもどっちかっていうと鞘師に対しては照れがいつも入ってる気がする。

でも、そんな照れを今回は必死に抑えて鞘師の頭をぽんぽんしている姿を多く見かけました。素敵!

ふくちゃんは「里保ちゃんとは、正直もっと一緒に見たい景色があった」と言っていました。

ファンも同じで、代弁してくれた気持ち。

横アリやドームで公演する日がくればいいのに、と思っていたんだけどなぁ。

本人がより幸せになれる道になるのなら、応援するしかありませんね。

 

前述しましたが、鞘師は本当に泣いているのかわかりにくい。

目が赤くなんないんですよね、きっと…笑

でも今回はよーくわかりました。

ENDRESS SKYでは自分の心境と歌詞を重ね合わせたのかもしれません。

ここにいるぜぇ!は、だーいしとダンスバトルして爆笑してる姿が可愛かったなー。

みんなが鞘師の周りを円を描いて踊っているのも泣き笑いしたし。

いつかの話題になった場面みたいで、面白かった笑

あの時は「鞘師、ハブられてるんじゃないか?」とだいぶ心配されていましたが、ネタにされているようなら安心なのかもしれません。

 

最後、ダブルアンコールで鞘師が出てきた時には

「うわーーーーい」と言いながら駆け巡っていて本当に殺されるかと思いました、可愛すぎて。17歳の女の子なんだね…クッソ可愛い…笑

ひとりのMCでは残りの日数の計算を間違えて訂正するも結局間違えてて…笑

そりゃね、武道館一万人に囲まれてステージにたったひとりって、めちゃくちゃ緊張しますよね。

ステージでのパフォーマンスを見てると、本当に臨機応変に対応してしっかりしているイメージがあるというのに…

愛すべきぽんこつです。

本人はそんな自分のことをどう思っているのかな?

みんなそんなところが好きなんだ、りほりほ!

捌けるタイミングを見失っている鞘師も大変可愛かったです。

最後、「おやすみなさーい」を二回言うも、「おやすみな鞘師」は出てこなかったのも可愛い。もう全部可愛い。ここで言わないでいつ言うんだよ!!!笑

ファンはきちんと「おやすみな鞘師」で返してましたね笑

 

ともあれ、本当に今までで一番楽しい公演となりました。

生田のメッセージは相変わらずあっさりしてるなー、ブレない生田も好きだなーと思っていましたが、まさかの公演後に鞘師への熱いメッセージを残す生田!

わたしとしては意外で、また泣きそうになりました。やるなえりぽん

 

 

鞘師は愛されている

全体的に、公演を通して

「なんだ、鞘師めっっっっっっちゃ愛されてるやん」

と全身で感じました。

 

ファンはもちろん、です。

最初の方に書いた、無償でのサイリウムの配布。

あのファンの方達は自主的に呼びかけあってされていたんだと思います。

しかも、公演から去る時は武道館の出入り口付近で使用済みサイリウムの回収まで行っていました。

きっと公演を最後まで見ないうちに席を立って、スタンバイしていた方もいるんじゃないかな。

これって愛以外の何者でもないですよねぇ。

本当に感心してしまいました。ファンの愛は、恐るべしです。

 

そして、メンバー。

まとめサイトなんかを見ていると、ぼっちだのなんだのと言われがちな鞘師。

名古屋公演の最後のMCでも、友達がいないのをネタにして喋っていました。

ネタの部分も多いとは思います、そりゃね。

でも、やっぱりファンとしてはちょっと心配。

メンバーとうまくいってないんじゃないか?

だから、精神的にも負担が多いんじゃないか?

鞘師が卒業する時のセレモニー、みんな泣くんだろうか?(←ひどい)

これはdisってるわけでなく、ファンとして本気で心配だったんです。

わたしは女子なので、女子が大勢集まった中で関係を築く難しさを知っています。

特に社交不安障害、というのも大きいんですけどね、わたしの場合は。

だからこそ、集団の女子の中でうまくやっていけない子って一定数いることを知っている。

鞘師がそのタイプだったりしたら、そりゃあ娘。での活動は辛いだろうな、と。

大変大きなお世話ながら、そんな風に感じてました。

そして鞘師自身も、「愛されてる」って実感はあまりないんじゃないかな?って。

こんなに愛されているのに、それを感じることができなくなってしまっているんじゃないか、って。

そんな風に過ごしてたら、本当に周りの人たちから愛されなくなってしまいます。

というか、周りの人たちも表立って堂々と愛せない、というか。

だって、いくら投げても愛を受け取ってくれないんだから。

ファンはいいけど、普段関わり合いのあるメンバーだったら余計そうじゃないのかな。

それで孤立していたら、これは大変だと思っていたわけです。

でも、鞘師は愛されてる!

メンバーぼろぼろ泣くぐらい、寂しいと言わせるぐらい愛されてるわけです。

多分、鞘師はそれを初めて知ったんじゃないかな、と思いました。

だからね、ちょっともったいないな、とも思ったんですよね。

 

 

鞘師里保は、どうして卒業するのか?

まだまだ若い、まだまだ伸びしろがある。

娘。だって復活してきたところじゃないか。

なのになんでやめるの?

という言葉をたまにネットでも見かけます。

でも、多分「辞めざるを得ない」んじゃなかったのかなと。

わたしは確実に、メンタルの問題だったと思っています。

 

それは、他のメンバーがどう、とか、他人がどうとかじゃない。

鞘師の中に、なにか置いておけない問題があったんじゃないかな。

先日発売されたB.L.Tの一万字インタビュー、わたしも購入して読みました。

鞘師は、「2年目に生放送で失敗して、それ以来画面の中の自分の姿がまともに見れない」という趣旨の言葉を残しています。

テレビに出て声が震える、とも。

まぁ普通緊張して震えると思いますが、鞘師はそれを重大なことだと捉えています。

(一般人とは違い、テレビの前で緊張せずに話せるというのはアイドルとして大切なことかもしれませんね)

本人は、自信がないからそうなる、と認識しているみたいですし、実際そうなのかもしれません。

 

やるべきことはできているのに、できていないことばかりを探して自分を責める。

余裕がないから、人との交流も怖い。

 

鞘師なんて、多分人前に立つ時に失敗してたとしたって、普段カッコよく決まりすぎてるからその失敗すら愛されてる筈なんですけどね。

でも、「たまには失敗したっていいでしょ!」が許せないんだろうな。

 

その状態のまま娘。の活動を続けたとしても、そのうち壊れちゃうかもしれない。

でも、在籍したまま休養を取る選択肢はおそらく不可能だろうし、鞘師自身がそれを許せない。

本当の限界が来る前に、卒業という道を選んだんじゃないかな、と思います。

 

鞘師のインタビュー内容を見ていても、社会不安障害のような症状がちらほら見られます。

かといって、誰しもそういう側面は持ち合わせていますし、鞘師がそうだ、って言うんじゃないんです。

これは、本人が自覚して認めて、初めて成り立つ病名だと思っていますので。

ただ、その傾向が強いのかな、と思います。

優しい子なんだよね、きっと。

 

社会不安障害は、「他者からの否定的な評価」を最も恐れます。

だからこそ、自分に厳しい。

そして、他者からの視線に必要以上に敏感。

完璧にできないと=全部できていない ことになってしまう。

とにかく、自分に厳しい部分は鞘師のいいところであり、今はこれがネックになってしまってるんじゃないかなぁ、と勝手に思っています。

 

鞘師はきっと今後、留学すると思いますが、海外へと環境を変えることは自信に繋がるきっかけとなる場合が多いそうです。

それを聞いて、鞘師の今後をより応援したい気持ちが強くなりました。

後ろ向きな卒業じゃない、自分と向き合おうとする前向きな卒業なんだな、って。

すごくいいことじゃないですか!

17歳で自分と向き合うってすごいことだと思います。

早ければ早いほど、楽しい人生を長く送れるんですから。

わたしなんて、今になってようやくちょっと向き合えそうかなって思ってるところだっていうのに!

 

……ただ、娘。としての損失は本当に本当に惜しい。

あとは、わたしの心の糧がなくなってしまうのも実に切ない…笑

でも、ファンだからこそ壊れてしまう鞘師を見たくはないんですよねぇ。

ぜひ、心のそこから楽しんでいる鞘師を見られたらいいな、と思います。

 

 

長いなーこのブログ!

メンタルの話や仕事の話をメインにしたブログにするつもりだったのに、久々に更新してみれば鞘師の話題でごめんなさい!

でも、鞘師は確かにこの数年、わたしのことを支えてくれた恩人です。

10個も年下だけど、本当に偉大な女の子だ。

 

次回からは治療について綴っていきたいと思っていますので、宜しくお願いします!